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千葉大が値上げ、国立で2校目

 千葉大学は2020年度の授業料を値上げする。全学生の海外留学を目的とした財源確保が狙い。国立大学では2019年度に値上げした東京工業大学に続いて2校目となる。
 国立大学の授業料は学生の国籍に関係なく文部科学省が定める標準額53万5800円に倣うのが通例だ。しかし、「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」では「規定する額にそれぞれ百分の百二十を乗じて得た額を超えない範囲内」(※標準額の120%以下)での授業料の設定は各国立大学の任意とされており、東京工業大学が国立大学として初めて値上げを行った。千葉大学はこれに続いた格好だが、東京工業大学が学部授業料を標準額の1.18倍・63万5400円に設定したのに対して、千葉大学は学部授業料の最高限度とされている標準額の1.20倍・64万2960 円まで引き上げた。これにより千葉大学の学費は国立大学で最も高くなった。
 一方、留学生の授業料を減免する国立大学もある。横浜国立大学は授業料を標準額53万5800円に設定しているが、2020年度の私費外国人留学生入試の成績上位者10%を全額免除、次の成績上位者20%を半額免除、その次の成績上位者20%を3割免除とする。
 横並びだった国立大学の授業料がいよいよ分かれ始めた。60万円を超える大学もあれば、無償の大学もある。留学生がこれにどう反応するか。2020年度入試はその試金石となる。

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