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学部研究生の募集停止、東京福祉大

 東京福祉大学は学部研究生の募集を停止した。同大学に新たに入学する外国人の学部研究生に対して在留資格「留学」の不付与措置が講じられることを受けたもの。同大学は6月11日付で日本語教育機関に「学部研究生募集停止のお知らせ」という通知を送付し、「文部科学省ならびに出入国在留管理庁からの学部研究生に関する指導を真摯に受け止め、当面、本学は学部研究生の募集を停止する」と説明した。現在、学部留学生として在籍中の留学生については2020年3月まで在籍が保証されるという。
 通知には「当面」と記されたが、事実上の廃止につながるとの見方もある。留学生の学納金に頼ってきた学部研究生制度だけに、新入生として留学生を受け入れられなくなった時点で先行きは暗い。在留資格「留学」を付与しないという大学に向けた政府の新方針で第一号の対象校となったことから、仮に募集を再開しても日本語教育機関にすれば「進路先として留学生には勧めにくい」(都内の日本語教育機関進路指導担当教員)。日本語教育機関に在籍する留学生も今回の一件で東京福祉大学に対する不信感を強めており、「受験を回避する可能性が高い」(同)という。悪評は悪評を呼び、「募集を継続する大学院研究生や正規生なども在籍管理が不適切なのではないか」(同)と疑いの目が向けられている。学部研究生の募集停止という小さな綻びは東京福祉大学の留学生受け入れ全体に影響が及ぶ可能性を秘めている。 

正規生の入試も厳格化されることが決定した

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