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留学生入試の是正指摘、鈴鹿大と東大阪短大

 文部科学省は留学生入試が適切に機能していないとして、鈴鹿大学と東大阪大学短期大学部に選抜方法の「是正」を指摘した。「平成30年度設置計画履行状況調査」の結果を受けたもので、留学生入試に関する指摘は全国で2校のみだった。「留学生の教育環境の低下が危惧される」(平成30年度設置計画履行状況調査の結果について)ことから、今後、両校が改善に向けた対応を怠るなどした場合に新たな学部設置を認可しない方針だ。
 定員充足を目的とした留学生の受け入れにメスが入った。2018年度の入学状況は鈴鹿大学国際人間科学部国際学科が新入生129人のうち留学生89人、東大阪大学短期大学部介護福祉学科が新入生81人のうち留学生80人と留学生比率が極めて高かった。文部科学省は「学生数の確保という観点で安易に留学生を受入れている」(同)として、両校に志願者の日本語能力や適性などを適切に判定する留学生入試を実施するよう求めた。
 「設置計画履行状況調査」は大学が設置計画を十分に履行しているかどうか調べるもので、履行状況が不十分な大学に対しては「法令違反」「是正」「改善」の順に重い指摘をする。平成30年度は442校を調査し、鈴鹿大学と東大阪短期大学を含む18校に「是正」、108校に「改善」を指摘した。

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