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国立大学の留学生数、目標値へ正念場

 2020年までに学部と研究科(大学院)で合わせて全学生の10%以上を留学生とすることを目ざしている国立大学が目標値の達成に向けて正念場に立っている。国立大学協会が発表した「国立大学における教育の国際化の更なる推進について 第6回フォローアップ調査結果」によると、2018年11月時点の学部と研究科を合わせた留学生は7.7%(4万7,020人)だった。前年からの伸び率は0.3%ポイント増にとどまり、残り2年で留学生受け入れのペースアップが必要とされる。
 思い通りの成長路線が描けないのは学部の留学生受け入れが進んでいないことが要因だ。2014年が1万2,180人・2.7%だったのに対して、2018年は1万3,766人・3.1%と5年間で大きな変化がない。学部の定員が日本人学生で充足する国立大学ならではのジレンマで、対照的に日本人学生の進学が少ない研究科は2014年が2万6,297人・17.0%、2018年が3万3254人・20.8%と留学生が着実に増えている。こうした現状から調査結果では「国等に要望したいこと」として「留学生の定員枠の拡大、定員外とするための措置」などを盛り込んでおり、目標値達成に向けて政府の支援の必要性も訴えている。

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