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関西国際大、多数の留学生受け入れへ

 関西国際大学が巨大な留学生受け入れ校へと変貌する。2020年4月に神戸山手大学を吸収・統合し、同大学に在籍している留学生をすべて受け入れる。関西国際大学を設置する学校法人濱名学院と神戸山手大学を設置する学校法人神戸山手学園の法人合併に伴うもので、現在の神戸山手大学「現代社会学部」に在籍している留学生を新設の関西国際大学「現代社会学部」に移籍させる。
 学部留学生が決して多くはない関西国際大学が文字通り国際化を推し進める。2018年度の関西国際大学の学部留学生は87人、神戸山手大学の学部留学生は252人。合わせると339人となり、学部留学生数で全国の大学の上位40位程度までランクアップする。
 もっとも、統合後の関西国際大学がそれまでの神戸山手大学のような留学生受け入れを続けるかどうかは不明だ。神戸山手大学が多数の留学生を受け入れた背景には日本人学生の募集に苦戦したという事情があり、留学生を受け入れてもなお収容定員充足率が75.6%(収容定員820人・在籍学生数620人)と8割に満たない。しかし、関西国際大学は収容定員充足率が99.5%(収容定員2060人・在籍学生数2051人)と高く、その多くが日本人学生だ。統合後の関西国際大学は収容定員3,000人弱、兵庫県に本部を置く大学で8番目の規模となる。「全国の私立大学の3割(入学定員800人以上)の大学が全体の70%の入学定員を占め、7割(入学定員800人未満)の大学が残り30%の入学定員を分け合っている現実からも、3,000人規模の大学となることの意味は大きい」(関西国際大学ホームページ)としており、その規模を活かして留学生よりも日本人学生の受け入れに注力する可能性もある。
 なお、神戸山手短期大学は2019年3月での廃止が決まっている。

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