日本語教師進路ジャーナル

日本語学校で働く教師のための留学生の進路発見に役に立つサイト

  • 大学院
  • 日本語教育機関

修士課程は「文献研究」が原則、研究計画書

 高千穂大学大学院経営学研究科の藤芳明人教授は日本語学校進路指導研究会セミナー「大学院教授が教える“合格に近づく”研究計画書~経営学編~」で講演し、留学生が大学院受験で提出する研究計画書について、「研究方法」の欄には先行研究などを読み込む文献研究の方法を記すことが望ましいとの考えを示した。経営学研究科に出願する留学生は多く、合格したいあまりに高度なフィールドスタディが「研究方法」に記されがちだという。しかし、フィールドスタディは強力な協力者や関係者がいなければ十分な成果が得られず、「よほどのことがない限り留学生には難しい」(藤芳教授)。そのため、「まだ研究に慣れていない修士課程の受験ではしっかりと文献研究をする姿勢を示すことが大切だ」(同)とした。
 また、「研究背景」の欄には「ある程度の結論を示唆したほうがいい」(同)として、合否を判定する大学院教授に研究内容をわかりやすくアピールすべきだとした。研究計画書のタイトルについては、「個人的見解である」(同)としたうえで「『〇〇についての一考察』という漠然としたものより『〇〇についての確立と経営効果』など本文の内容がわかるものにしたほうがいい」と述べた。
 日本語学校進路指導研究会セミナー「大学院教授が教える“合格に近づく”研究計画書~経営学編~」は2月23日に東京で開催され、日本語教育関係者66人が参加した。

「焦点を絞った研究計画書を書かせてほしい」(藤芳教授)として日本語教育機関の進路指導に期待した

同じカテゴリーの関連記事