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奨学金受給は大学進学が有利、JASSO調査

 留学生は大学に進学したほうが専門学校に進学するより奨学金を受給しやすい――。日本学生支援機構(JASSO)の「平成29年度私費外国人留学生生活実態調査概要」によると、2017年に奨学金を受給した私費留学生の割合は大学学部在籍者が54.3%だったのに対して、専門学校在籍者は26.4%と在籍機関によって大きな差があった。2015年に比べて大学学部在籍者は3.7ポイント増加したが、専門学校在籍者は10.3ポイントも減少しており、奨学金の受給においては大学に進学した留学生への支援が増す一方、専門学校に進学した留学生の状況は悪化していた。
 教育機関別では短期大学在籍者が34.5%、大学院修士課程在籍者が62.7%、大学院博士課程在籍者が74.3%と上位の教育段階になるほど奨学金の受給率は高かった。高等教育機関在籍者全体の奨学金の内訳は、留学生受入れ促進プログラム(文部科学省外国人留学生学習奨励費)が55.0%、大学・学校からの奨学金が18.7%、地方自治体による援助金が4.5%、民間団体の奨学金が20.6%、海外の団体による奨学金が1.8%、その他の奨学金が5.3%だった。
 調査は2018年1月に実施され、調査対象7000人のうち5,704人が回答した。

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