日本語教師進路ジャーナル

日本語学校で働く教師のための留学生の進路発見に役に立つサイト

  • 大学・短大
  • 就職
  • 日本語教育機関

大卒留学生「採用する」53%、ディスコ調査

 2019年度(2019年4月~2020年3月入社)に大卒以上の留学生を採用する見込みがある企業は53.1%にのぼり、前年の留学生の採用実績を19.0ポイント上回った――。日本の大学または大学院に留学する留学生の採用実態を調べることを目的とした「外国人留学生/高度外国人材の採用に関する企業調査」(株式会社ディスコ)で、企業の留学生採用に対する意欲が大いに高まっていることがわかった。
 従業員規模別に見ると、従業員300人未満、300~999人、1000人以上のいずれの企業規模においても、2019年度の大卒以上の留学生の採用見込みが前年の採用実績を上回った。とくに従業員1000人以上の企業は採用見込みが67.9%で前年の採用実績から28.6ポイントの大幅な上昇となった。また、製造業と非製造業別の業種別においては、製造業が19.2ポイント増の46.5%、非製造業が18.6ポイント増の60.9%でともに前年の採用実績を上回った。
 企業が大卒以上の留学生を採用する目的は文系学生と理系学生で傾向が分かれた。文系学生を採用する目的で最も多かったのは「優秀な人材を確保するため」(72.6%)。「語学力が必要な業務を行うため」(43.4%)、「海外の取引先に関する業務を行うため」(35.4%)が続き、大卒以上の留学生には外国人や海外企業との懸け橋になることが求められている。一方、理系学生については「優秀な人材を確保するため」(82.1%)、「日本国内の新卒採用だけでは充足できない数的補完のため」(33.3%)、「日本人社員への影響も含めた社内活性化のため」(32.9%)という理由が並び、日本人社員にはできない役割が大卒以上の留学生に期待されている。
 調査は2018年12月10日~19日にインターネットで実施され、調査対象2万3,582社のうち732社が回答した。

同じカテゴリーの関連記事