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23区の非常勤講師、経験3年でコマ給1900円/日本語教師センター・研究会

東京23区で非常勤として働く日本語教師は3年以上の勤務経験を積まなければコマ給が1900円以上になりにくいことがわかった。3月24日(土)に都内で開かれた日本語教師センター公開研究会『統計調査発表 東京23区非常勤講師の働き方』で公表された23区の非常勤講師の働き方に関する統計調査結果で明らかになった。

写真はイメージです

今回の研究会の内容は、2017年12月2日に開催された日本語協センター・シンポジウム「日本語教師の待遇と評価」で一部発表された「東京23区非常勤講師の働き方」のアンケート調査統計をさらに詳しく分析するものだった。同アンケート統計調査は、非常勤の日本語教師の評価と待遇の向上を目的として行われた。

統計方法は、①コマ給 ②勤務日数 ③勤務している日本語教育機関を知ったきっかけ ④勤務している日本語教育機関を知った理由 の4項目を軸とし、更に「男女比」「年齢」「勤務年数」「勤務地」の4項目をかけて4、それぞれの項目をグループワーク形式で「なぜ」「どうして」と追及する話し合いが展開された。

例えば、23区内の非常勤日本語教師は、女性が8割、46~55歳の年齢層で週3日~週4日の勤務日数を取る人が多い。しかし、週5日の勤務日数になると26~35歳が多くなり、若い世代の方が多くなる。

こうした実情にコマ給をかけると、46歳から50歳のコマ給は、1,700円~1,800円未満が圧倒的に多いが、1,800円~1,900円未満並びに1,900円~2,000円未満になると、51歳~55歳の年齢が多いことがわかった。

「これはどういうことだろう」とグループで話し合った結果、50代前半は、企業の早期退職組、また子育ての落ち着いた世代で、デビュー時1800円もらいやすく、またステップアップしやすいのでは?。また、日本語業界全体として、3年の壁、3年のサイクルがあり、3年経つと1,900円にコマ給があがるという傾向が影響しているという意見がまとめられた。つまり、第2の職業として日本語教師を選択した場合、3年経験を積まないとコマ給1,900円は難しいということになる。

日本語教師センターの設立目的を

1.日本語教師間の交流
2.日本語教師としての研鑽
3.日本語教師の地位の向上
としている。

同研究会は、日本語教師に限らず誰でも参加可能とのこと。

5月には「国際色豊かな街を肌で感じる~散策第3弾~(郊外を予定)」している。

詳しくは「日本語教師センター」HPをご覧ください

※このページは日本語教師センターのHPにリンクしています

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